校 章
昭和36年1月18日制定 公募の中から木村紘稘氏の作品が入選した。
【校章の表す意味】
①ペンは知性を表す。
②六稜は全体に六稜がある。これは身体の健康なこと, 北海道の健児であることを表す。
③台は士別の士を表す。
④南中 南は明るく温かく,明朗であることを表す。
⑤下が狭く上が広いのは雄大で伸び伸びした気持ちを表す。
校 訓
学而思」(がくじし) ※日本語音読み
学びて思わざればすなわち罔し(くらし)
思いて学ばざればすなわち殆し(あやう)
罔:ぼんやりとして明らかでない
殆:危険の危と同じ
学習するとき,本に書かれてある内容を覚えるだけでなく,自分の頭でその内容をかみくだき考えることが大切である。また,自分の頭で考えるだけでは物事は前進しない。こういう時に広く学習すれば,皆が納得する解決方法を見いだすことができる。学習することと考えることは,このようにお互いに作用し合ってはじめていきたちからとなる。
校 歌
作詞 入江好之 作曲 宍戸睦郎
作曲者入江好之氏。昭和3年旭川師範学校卒業。教師をやりながら作詞活動を続けた。北海道文化団体協議会事務局長,北海道生活文化協会理事,北海道詩人協会事務局長,日本児童文学者協会会員として作詞,文化活動に活躍をした。
作曲者宍戸睦郎氏。東京芸術大学作曲科卒業。パリ国立音楽院(コンセルバトアール)に留学。7年間渡りメシアン・ジョベリン氏に師事して作曲を学ぶ。昭和35年ピアノと管弦楽のための協奏曲を書き,日本芸術祭に演奏。文部大臣賞を受ける。
明けてゆく東の空 天塩岳の連なりに
希望の光がさしてくる 伸びてゆこう一筋に
士別南中学校
拓り開く北の地に 燃えて尽きぬ父祖の心
豊かな郷土を受け継いで 守り抜こう誇らかに
士別南中学校
花開く雪の結晶 息吹高く我等ゆく
まことの道を求めつつ 呼び交わそう明日のため
士別南中学校